
見た目良く、価格は落としたい、けれど性能は落としたくない設備のひとつ、レンジフードについての設計です。
十条の住宅2ではオープンキッチンの設計のため、レンジフードが室内に露出することになるのですが、住宅の空間には厳つい印象の金属の塊が見えることになります。いつも頭を悩ませるところですが、まずはこれを何とかしたいと思っています。

奥の右側に見えているのが今回のレンジフードになります。
かなり大きな平面面積ですが、斜めにすると角が出ないために柔らかい存在感になっています。
材料も平面材1枚で作れるため安価になるはず。
性能としては整流板つきのレンジフードを目指します。
ですが、排気風速がどの程度が良いかは計算で出したうえで、実験をしてみることにしました。それが冒頭の写真です。
事務所についているの壁付け換気扇(古い賃貸によく付いているようなタイプ)にフードと整流板を取り付けて隙間を調整。
試行錯誤した後に、線香で実験。結果は上々!
というような感じで、各部の設計を進めています。
この計画の概要ページ
その後、完成し、良好な結果を得られています
→空地の家
少し追記
その後に頂いております設計案件でも、形を変えてさり気なく、安価かつ、性能の良いレンジフードを考えつつ設計をしております。
畠の家では、収納棚のようなレンジフードをつくろう!と実験中です。
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