10階建て前後の共同住宅の計画です。 低層部は店舗とし、2階以上が住宅部分となります。 住宅部分は各フロア毎に大きく設計要件が異なっており、住戸面積、吹き抜け有無、設備計画に対応できる必要があり、また、建設コストを抑えるために、コンクリート躯体部分を最小限に計画しなければなりません。
そこで、大枠の構造計画は跳ね出しのある(このほうが構造体が少なくなる)ラーメン構造とし、階ごとに高さを調整する骨格としました。
各住戸内では、いつもは邪魔者扱いされている大きな柱や梁が、骨太な格好良さを持って現れるようになります。
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