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造作レンジフードの実験

更新日:2020年8月30日


見た目良く、価格は落としたい、けれど性能は落としたくない設備のひとつ、レンジフードについての設計です。


十条の住宅2ではオープンキッチンの設計のため、レンジフードが室内に露出することになるのですが、住宅の空間には厳つい印象の金属の塊が見えることになります。いつも頭を悩ませるところですが、まずはこれを何とかしたいと思っています。

奥の右側に見えているのが今回のレンジフードになります。

かなり大きな平面面積ですが、斜めにすると角が出ないために柔らかい存在感になっています。

材料も平面材1枚で作れるため安価になるはず。


性能としては整流板つきのレンジフードを目指します。

ですが、排気風速がどの程度が良いかは計算で出したうえで、実験をしてみることにしました。それが冒頭の写真です。

事務所についているの壁付け換気扇(古い賃貸によく付いているようなタイプ)にフードと整流板を取り付けて隙間を調整。

試行錯誤した後に、線香で実験。結果は上々!


というような感じで、各部の設計を進めています。


この計画の概要ページ


その後、完成し、良好な結果を得られています




少し追記


その後に頂いております設計案件でも、形を変えてさり気なく、安価かつ、性能の良いレンジフードを考えつつ設計をしております。

畠の家では、収納棚のようなレンジフードをつくろう!と実験中です。

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